MRPとは:「勘」じゃなく「コンピュータ」で仕入れ|用語MRPを解説

資材の図 用語MRP解説

聞き慣れない用語だと思いますが、MRPとは何の略語でしょうか?同じエンジニアリングシステム分野にはCAM(Computer Aided Manufacturing)という用語がありますので、同じ"Manufacturing":製造の意味でしょうか?


実は違います。MRPMaterials Requirements Planningの略語です。日本語では資材所要量計画となります。コンピュータを用いて必要な資材の量を計算し、発注量や時期を計画すること、およびそのシステムを指しています。しかし、次々と同じ頭文字の英語が出てくるので、覚えるのが大変ですね。


このMRPですが、まず製造する商品の生産計画と、その商品を構成する部品表が必要です。これらの情報から、必要な部品・資材(Materials)の量と発注時期といった必要情報(Requirements)を計算します。ただ単純に求めるのではなく、商品を製造するために必要な時間、各部品を発注してから納品されるまでの期間も含めて、個々の量と時期を計画する(Planning)わけです。


更に進んだシステムでは、単に生産計画に基づくだけでなく、その商品の需要予測まで行ったうえで、できるだけ無駄な在庫を減らすように計画を立てます。もはや職人の「勘」ではなく「コンピュータ」による精密な計算が必要、というわけです。


それでは、MRPに関する過去問をやってみましょう。


問題


最終製品の納期と製造量に基づいて、製造に必要な構成部品の在庫量の最適化を図りたい。この目的を実現するための施策として、最も適切なものはどれか。
  • ア:CRMシステムの構築
  • イ:MRPシステムの構築
  • ウ:POSシステムの構築
  • エ:SFAシステムの構築
(H26秋 過去問)

MRP過去問解説 を読む



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